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星野リゾート、北海道・川湯温泉に進出 環境省発表

環境省は13日、阿寒摩周国立公園内の川湯温泉(北海道弟子屈町)内で宿泊施設の建設・運営する事業者として星野リゾート(長野県軽井沢町)を選んだと発表した。同社は環境省釧路自然環境事務所が公募したホテル跡地に30〜60室規模の宿泊施設を設ける入札に参加していた。

星野リゾートと弟子屈町、釧路自然環境事務所は同日、事業実施協定書を締結した。落札額は1億1600万円。1万5000平方メートルの土地の年間貸付金額50年分に相当する。宿泊施設の概要や開業時期などは今後詰める。

川湯温泉地区で廃業した「川湯プリンスホテル」や「ホテル華の湯」の跡地に宿泊施設を開く。用地内の建物は環境省と弟子屈町が2023年度中をメドに撤去する。

星野リゾートは弟子屈町が進める川湯温泉のまちづくりマスタープランづくりに参加する。町案を議論する協議会の構成員になる。町はマスタープランに基づき廃屋の撤去や既存施設の改修といった温泉街の再整備に乗り出す。

星野リゾートは道内で都市型ホテルやリゾートホテルを12施設展開する。05年に「星野リゾート トマム」(北海道占冠村)の運営を開始し北海道に進出した。

札幌市の繁華街すすきのや北海道小樽市に都市型ホテル、北海道白老町に温泉旅館「界ポロト」を22年開いた。スノーリゾートのニセコでは客室を分譲する手法を取り入れた宿泊施設の26年開業を目指している。

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