JR北海道、周回遅れでも進める「阪急モデル」
北の鉄路 再生の条件㊦
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JR北海道は2031年度から目指す安定的な連結純利益の確保を念頭に、不動産や小売り、ホテルといった非鉄道事業を磨いている。沿線の魅力を高め、鉄道利用増にもつなげる戦略だ。阪急グループ創業者の小林一三氏が進めた「私鉄経営モデル」の確立に向け、周回遅れながらギアを入れている。
私鉄経営モデルは沿線で住宅や観光地、商業施設を開発して乗客の消費を囲い込む手法のことだ。阪急の小林一三氏が生みの親で、東急を...
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