札幌市が3社を指名停止 五輪談合事件受け、4カ月
東京五輪談合事件を巡り、札幌市は9日、独禁法違反(不当な取引制限)の罪で起訴された広告会社の東急エージェンシーなど3社を同日から4カ月間の指名停止とした。起訴はされなかったが談合に関わったとされるADKホールディングスは1月19日に6カ月の指名停止としていた。
ほかに指名停止となったのはイベント制作会社のセレスポとセイムトゥー。一方、起訴された6社のうち広告最大手の電通グループ、広告2位博報堂など3社は、登録がないため対象とならなかった。
市によると、電通グループの子会社「電通北海道」とは、市が進める2030年冬季五輪・パラリンピック招致に関して直接の契約はしていないという。〔共同〕