AIRDO、7月に新千歳―福岡便 九州に初就航

AIRDO(札幌市)は7月1日~10月2日まで新千歳―福岡便を1日1往復運航する。九州への同社定期便は初めて。同社としては長距離となる路線を就航することで観光やビジネス需要を開拓する。
5月10日からまず電話と空港カウンターで予約を受け付け、26日からはAIRDOのホームページでも販売する。全日本空輸(ANA)と共同運航(コードシェア)便で、ANAのホームページからも購入できる。
AIRDOと九州を拠点にするソラシドエア(宮崎市)は共同持ち株会社方式により、10月の経営統合を目指している。今回の新千歳―福岡便ではソラシドとのコードシェアはしない。
新千歳と福岡を結ぶ航空便は既にANAや日本航空(JAL)のほか、格安航空会社(LCC)も運航している。AIRDOは搭乗率の目標を約70%に設定しており「需要を見極めて10月以降の継続運航につなげたい」(広報・CSR企画グループ)としている。