北海道室蘭市が地図情報で避難所公開、米企業も表彰
データで読む地域再生・北海道
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北海道は道路の保守管理や固定資産税算出に活用する地図情報(地理情報システム、GIS)の導入があまり進んでいない。179市町村を平均した総合型GISの活用状況は7.1と全国最下位。遅ればせながら、北海道室蘭市のように海外から評価を得る自治体も出てきた。
室蘭市はGISデータ公開を2013年に始め、数十種類のデータをそろえた。「むろらんオープンデータライブラリ」では滞在場所から近い観光スポットや避難...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。