北海道の総人口518万人、4.5万人減 人口動態調査

総務省は9日、1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査を発表した。北海道の人口は前年比で4万5045人減り、全国8位の518万3687人だった。うち日本人は4万2578人減の514万8060人となり、減少幅は全都道府県で最大になった。
日本人人口の減少要因では、死亡数と出生数の差の「自然減」が4万268人と全国で最も多い。転出者が転入者を上回る「社会減」は2310人で、2年ぶりに転出超になった。2013年から公表を始めた北海道の外国人住民は3万5627人と2467人減った。

北海道の日本人人口に占める65歳以上の割合は32.49%。市区別の高齢化率では夕張市が53.5%と全国1位で、歌志内市は53.25%で全国2位だった。
日本人と外国人を合計した道内の総人口の減少数は4万人を超えている。総人口はピークの1998年(約569万人、外国人を除く)から50万人以上減った。