体験型観光サミットの主催団体、北海道を視察 23年開催

体験型観光の国際サミット「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)」を主催する米アドベンチャートラベル・トレード協会(ATTA)のケーシー・ハニスコ会長らは8~13日、札幌市内のホテルや大通公園など道内各地を視察する。北海道の土屋俊亮副知事と8日に意見交換した。
土屋副知事は「ATWS開催を大きなステップとして北海道でのアドベンチャートラベル(AT)を発展させたい」と語った。ハニスコ会長は「地元の経済に貢献するサミットになると確信している」と応じた。
11日に商談会や講演会を開く札幌コンベンションセンター、12日には「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(北海道白老町)や登別温泉(北海道登別市)の登別地獄谷を訪れる。
ATはスキーやサイクリングなどのアクティビティーや自然・異文化体験を含む旅行スタイル。北海道は2023年9月にATWSをアジアで初めてリアルで開く。