北海道、追加補正予算で1747億円 経済対策に238億円
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北海道は6日、一般会計総額で1747億円の2022年度補正予算案の追加分を道議会に提出した。23年1月以降の旅行補助や、人手不足が深刻な業種への支援金など経済対策に238億円を計上した。21年に発生した赤潮で被害を受けた漁場の回復などに3億3400万円を充てる。
当初提案分と合計した補正予算額は1866億円となる。政府が23年1月以降も観光促進策を継続することを決めたため、北海道の旅行割引事業費として175億円を計上。観光や飲食など人手が不足する業種へ就労を促すため、新規就労者と企業それぞれに10万円給付する。酪農家や漁業者への支援も盛り込んだ。
財源は国庫支出金987億円のほか、道債672億円などを充てる。