ナシやブドウ、新幹線で仙台から北海道に運び販売

JR東日本子会社の仙台ターミナルビル(仙台市)は9~10日、北海道函館市の函館駅で、宮城県の物産を販売するフェアを開く。商品のうち、ナシやブドウは9日朝、仙台駅で東北新幹線に積み込んで送る。直通運転している北海道新幹線の新函館北斗駅(北海道北斗市)で下ろし、新鮮なうちに販売する。
新幹線で荷物も運ぶ貨客混載を実施しているJR東日本仙台支社やJR北海道函館支社などと連携する。フェアでは果物以外に菓子「萩の月」や牛たん、かまぼこなどを出品するほか、宮城県観光をPRする。11月には北海道の駅弁を新幹線で運び、仙台駅で売るイベントも予定している。