北海道ガス、1月31日の供給量が過去最大 寒波で需要増

北海道ガスは1日、1月31日の都市ガス供給量が396万立方メートルと、同社の1日当たり供給量としては2021年1月19日(376万立方メートル)を上回って過去最大だったと発表した。札幌市で平均気温がマイナス7度を下回るなど、寒波に伴う気温の低下や降雪の影響で暖房や融雪の需要が増えた。
戸建てや分譲マンションを中心に灯油からランニングコストの安い都市ガスに切り替える動きが広がっていることも供給量増加につながった。北ガスは札幌を中心に小樽、千歳、函館、北見の各地区で都市ガスを供給しており、21年末時点のガスメーター数は前の年から1%多い59万2565件だった。