エフビー介護、事業拡大視野に3.6億円調達 第三者割当増資で
介護施設を運営するエフビー介護サービス(長野県佐久市)は、第三者割当増資で約3億6000万円を調達する。調達した資金で、今後の事業拡大に向け自己資本を手厚くする。将来的な拠点拡大に伴う設備投資などにも活用する計画だ。
増資は、八十二銀行などが運営する「八十二地域産業グロースサポート2号ファンド」を含め、10社が引き受ける。同ファンドとしての投資は、3件目となる。
エフビー介護は長野県のほか、群馬県など5県で介護施設を運営する。もう一つの主力事業は介護用ベッドなど福祉用具のレンタルだ。同事業では、県内外に営業所と器具の保守管理をする拠点をもつ。増資を機に「地域に根ざした介護サービスの基盤を固め、事業展開をしていきたい」(同社)としている。