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新潟の離島・粟島に海底ケーブル 5G整備へ 22年3月

新潟県粟島浦村が高速通信規格「5G」の基地局整備に向け、離島の粟島と本土を結ぶ海底光ファイバーケーブルを2022年3月までに敷設する。このほど総務省の支援事業として12億円の補助金交付が決定した。公設公営のケーブルで、遠隔診療などに活用する。

5G基地局整備に向け粟島と本土に海底光ケーブルが2本敷設される

これまで粟島と本土を結ぶ通信回線はNTT東日本による無線回線のみだった。5Gに今後対応するため光ケーブルの整備を進める。無医村である粟島で5Gを活用した遠隔医療サービスや遠隔授業の実施を検討する。

関電工と契約して敷設する予定だ。同村が敷設事業者を募集した際、関電工のみ応募があったという。総事業費は18億円で、3分の2の12億円は総務省の「高度無線環境整備推進事業」として補助を受ける。残り6億円のうち4億8000万円は地方創生臨時交付金を充て、1億2000万円は過疎対策事業債(過疎債)で調達する。過疎債は元利償還金の7割が地方交付税で補填されるため、同村の実質負担額は3600万円となる。

海底調査やケーブル敷設などに14億5000万円かかる見込みで、残り3億5000万円を島内各所へのWi-Fiや5G基地局の整備、工事の共通管理費などに充てる。粟島と村上市の瀬波温泉周辺との間の海域に約33㌔㍍の光ケーブルが2本敷設される計画だ。

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5Gとは
現行の「第4世代(4G)」の最大100倍の速さの次世代通信規格。毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットの最高速度はアナログ方式だった1980年代の第1世代の100万倍。2時間の映画を3秒でダウンロードできる。米国と韓国の通信大手が世界に先がけて商用サービスを始めた。

1Gから4Gへの進化は主に速さの向上だった。5Gは「多数同時接続」「超低遅延」という特徴が加わる。たとえば自宅で約100個の端末やセンサーを同時にネット接続できる。利用者が通信の遅れを意識することは格段に減る。

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