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仏ミシュランの金属3Dプリンター、群馬の企業活用へ

仏ミシュラングループの金属用3Dプリンターを活用して群馬県に立地する製造業の競争力向上を目指すプロジェクトが始動することが分かった。7月に共同組織を立ち上げ、2022年4月に本格稼働する。ミシュラングループが持つノウハウで人材を育成し、各社の新分野進出などを後押しする。

SUBARUの工場がある群馬県太田市には自動車関連企業が集積している(同市)

日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターが28日に開いた米国の自動車産業に関するセミナーで明らかにされた。

使用する3Dプリンターはミシュランの関連企業であるAddUpの製品。同社はアジアへの事業展開を検討していた。また、ミシュランは群馬県太田市に研究開発拠点を持っており、同市への地域貢献として今回の事業につながった。

金属用の3Dプリンターは微細な金属粉末の層を重ねて造形するため、今まで難しかった複雑な形の金属部品をつくれるという。自動車や航空・宇宙のほか医療・歯科などの分野でも利用されている。太田市を中心に立地する自動車部品などのメーカーが付加価値の高い分野へ進出したり新事業を始めたりするのに活用できる。

ミシュラン側では3Dプリンター購入費用の一部を拠出するほか、研究開発拠点内に設置場所を無償提供する。7月には2台が設置される予定。このほか、プリンターを扱うノウハウや人材教育プログラムも提供する。

地元では共同組織「群馬3Dメタルプリンタープラットフォーム」の設置に向けて準備事務局を立ち上げ、会員募集などを本格化する。この組織は企業が外部と連携する「オープンイノベーション」の中核となり、地場産業の競争力強化を狙う。

ジェトロ群馬が28日に開いた「米国自動車産業最新事情セミナー」は、県内の自動車関連企業の関係者を主な対象にオンライン形式との併用で実施。約150人が参加した。

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