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秩父鉄道SL、21年2月再開へ コロナ後へ集客期待

約1年2カ月ぶりに運行を再開する

秩父鉄道は蒸気機関車(SL)の運行を2021年2月13日に再開する。車両検査による運休期間が終了し、約1年2カ月ぶりの復活となる。コロナ禍で秩父の観光客が落ち込むなか、感染拡大収束後の観光の目玉として期待を集める。

SLがけん引する観光列車「SLパレオエクスプレス」は運行再開後、12月5日までの土日祝日を中心に105日間運行する予定だ。熊谷駅から三峰口駅まで57キロメートルを2時間40分かけて走り、乗客にSLならではの乗り心地や車窓の風景をゆっくり楽しんでもらう。

21年1月15日にSLの予約システムを立ち上げ、HPで予約を受け付ける。予約は運行日の1カ月前から可能。全席指定席で座席はサイト上で選べる。乗車区間分の普通乗車券のほか、指定席券740円が必要となる。

パレオエクスプレスをけん引するSL「C58363号機」は1944年製。旧国鉄に所属していた頃は東北地方を中心に運行し、72年に引退した。88年のさいたま博覧会をきっかけに秩父鉄道に移籍し、現役復帰した。

秩父鉄道は約8年ごとにSLの大規模点検を実施している。車両を分解し、車輪やボイラーなどの部品を点検・修繕した。車体の塗装も塗り直し、21年に喜寿を迎える「老兵」はすっかり若さを取り戻した。

運行再開初日には車両基地での点検作業の見学、基地から熊谷駅まで回送列車に乗車できるツアーを開催する予定だ。秩父は関東を中心に観光客が集まるが、新型コロナウイルスの感染拡大で客足は減少。同社の担当者は「SLを要とし、沿線地域の人々と連携したイベントなどを企画したい」と話している。

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