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前橋市の自動運転バス実験、AIが乗客の性別分析も

前橋市は27日、2月に実施する自動運転バスの実験概要を発表した。車内のカメラと顔認証の技術を使って、事前登録した住民を「顔パス」で乗車可能にするだけでなく、人工知能(AI)で車内の乗客の年代や性別などを識別できるか確かめる。将来、利用動向を自動で分析して運行計画立案などに役立てたい考え。

今回の実験では上毛電鉄の中央前橋駅ロータリーにカメラなどを設置する(写真は20年1月の実験、前橋市)

市や群馬大学などが行う自動運転バスの実験は2月15日~28日(うち水・木曜日は除く)に実施する。上毛電鉄の中央前橋駅からJR前橋駅の区間を営業運転するバスのうち一部を自動運転にする。

顔認識のためカメラ3台を車内に導入する。うち1台は乗車時の本人確認に使う。残る2台は車内の乗客の分析用に設置する。乗客の年代や性別、乗降する日時や停留所などのデータを集め、効率的な運行につなげられるか検証する。車内カメラの映像はデータ処理した後、翌日までに削除するという。

今回の実験では新たに道路側にカメラやセンサーを設置する。実験時には群馬大から遠隔監視するが、対向車などの情報を群馬大やバスに伝える。危険時には緊急停止できるようにする。

なお、顔認証の技術実験は2月15日~28日に手動で運転するバスでも実施する。同期間のうち、土日・祝日はJR前橋駅から延伸してショッピングセンターのけやきウォーク前橋まで往復する。「顔パス」乗車できるモニターは事前登録制で、2月1日からマイナンバーカードを使って市役所などで受け付ける。市外の住民でもモニターになれる。

今回の実験には前橋市などのほかNEC、NTTドコモ、NTTデータ、群馬大発のベンチャー企業である日本モビリティ(前橋市)、日本中央バス(同)、一般社団法人のICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構(同)が参加する。

前橋市内で営業運転するバスを使い自動運転を実験するのは今回で3回目。自動運転のレベルは運転席にドライバーが座る「レベル2」で従来と同様だが、今回は初めて次世代通信規格「5G」を使う。

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