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静岡企業の入社式、分散開催・オンライン配信主流に

新型コロナウイルス禍の収束時期が見えない中、静岡県内の企業は1日、入社式を相次いで開いた。国内で新型コロナの感染が拡大し始めた昨年に続き会場を分散させる企業が多いほか、式典の模様をオンライン中継する企業が増えている。

TOKAIグループの入社式は新入社員の代表者以外はオンラインで参加

「新入社員の皆さんも(挑戦する心意気を示す)『やらまいか』精神をしっかりと受け継ぎ、100年に1度の大変革期をチャンスと捉え、どんどん挑戦して下さい」

スズキの鈴木俊宏社長は参加した約600人の新入社員に動画でエールを送った。同社は浜松市の本社や県内の各工場に分散して小規模な入社式を開いたが、大半の新入社員は入寮先でオンラインを通じて入社式に参加した格好だ。

ヤマハ発動機は静岡県磐田市の本社の施設内に4カ所設けた会場をオンラインでつないで入社式を開いた。日高祥博社長のあいさつを配信し、新入社員の代表が入社にあたり決意を表明した。

静岡銀行は昨年に続きテレビ会議システムで入社式をライブ配信。28年ぶりに高卒採用を再開し、高卒7人とスポーツ・アート採用3人を含むグループ全体で263人が参加した。柴田久頭取は「ビジョン実現の鍵を握るのは一人ひとり。未来をともに切りひらいていこう」とあいさつした。

静岡銀行の入社式ではテレビ会議システムを使って辞令交付などをライブ配信した

TOKAIホールディングスは静岡市の宴会場でグループ入社式を開いた。125人の新入社員のうち式典に出席したのはグループ各社の代表13人だけで、その他の新入社員は各社の拠点からテレビ会議システムで参加した。昨年は拠点で式典の模様を視聴したが今年は双方向で参加した。

静岡鉄道はグループ会社ごとに分散開催した。川井敏行社長の訓示は録画して各社に配信した。新入社員の保護者も自宅などで式典の様子を閲覧できるようにした。

ヤマハが浜松市の研修会館で開いた入社式はグループ全体で109人の新入社員が出席。5部屋に分散し、席の間隔をあけて実施した。中田卓也社長のあいさつはビデオ会議システムを使って本社から中継した。

新入社員数が比較的小規模な企業は、感染対策を施したうえで全員が参加する式典を開いた。

鈴与は新入社員27人の入社式を本社で開催した。全員にPCR検査を実施し、会場の感染対策を徹底した。入社の節目で「顔を合わせることを重視」(同社)した。

河合楽器製作所も新入社員21人にPCR検査を実施し、3月末までに陰性を確認。本社で入社式を開き、新入社員と役員全員が出席した。

はごろもフーズは静岡市のホテルで新入社員20人全員を集めて入社式を開いた。昨年より大きな会場で一人ひとりの座席の間隔を広くとった。後藤佐恵子社長は「5月に創業90周年を迎える。常に『食』に興味を持ち、果敢に挑戦してほしい」と呼びかけた。

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