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前橋市、五輪後も南スーダンと交流継続 選手受け入れ 

東京五輪・パラリンピックに向けてホストタウンとして南スーダンから陸上競技の選手団による事前合宿を受け入れている前橋市は24日、五輪終了後も同国からスポーツ選手を受け入れると発表した。同国との交流を五輪のレガシー(遺産)にするとともに同国のスポーツ振興を支援する。

前橋市は南スーダンから東京五輪・パラリンピックの事前合宿を受け入れている(同市内)

スポーツ選手の受け入れは東京五輪後の2021年10月から25年3月まで。南スーダンの全国スポーツ大会で活躍した選手を半年に1人ずつ、年間2人受け入れる。種目は陸上競技やサッカー、バレーボールなどを想定している。選手の受け入れではスポーツチームを持つ群馬県内の企業などに協力を呼びかける。

選手1人当たり約350万円の費用が滞在や練習のために必要とみている。前橋市はふるさと納税によって賄う計画を立てている。

山本市長(右)は南スーダンからスポーツ選手の受け入れを五輪後も続けると表明した(24日、前橋市)

前橋市の山本龍市長は24日の記者会見で「南スーダンの全国スポーツ大会でがんばると前橋市でトレーニングできる。そんな目標になればうれしい」と話した。

前橋市は19年11月から南スーダン選手団の事前合宿を受け入れた。同国では内戦の影響などで練習環境が整わないため、合宿誘致に熱心だった同市に国際協力機構(JICA)が打診したのがきっかけだった。南スーダンの全国スポーツ大会にはJICAが協力しており、合宿中の選手も同大会で活躍したという。

当初は20年に予定されていた東京五輪・パラリンピックの延期を受け、前橋市は事前合宿の受け入れ延長を決定。必要になる滞在費はふるさと納税で募ってきた。今年夏までの必要経費として3000万円を目標にしてきたが、24日現在で3134万円が全国から寄せられたという。五輪後も選手を受け入れることに伴い、ふるさと納税を続けることにした。

五輪後も前橋市が南スーダンからスポーツ選手を受け入れることについて、事前合宿を続ける男子1500メートルのグエム・アブラハム・マジュック・マテット選手は「前橋市に滞在し、多くの場面で日本人のやさしさに接してきた。受け入れの継続は若い世代の選手発掘につながるので、重要な事業だと思う」などと話した。

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