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原子力のPR看板、実物を展示 福島の震災伝承館

東京電力福島第1原発が立地する福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で、かつて町中心部に掲げられていた原子力をPRする大型看板の展示が始まった。「原子力明るい未来のエネルギー」という標語は原発事故後、皮肉の象徴として注目を集めた。

かつて福島県双葉町中心部に掲げられていた原子力PR看板の展示が始まった(24日、同町)

看板は縦約2メートル、横約16メートル。老朽化のため台座を新調し、保存してきた文字パネルをはめ込んだ。伝承館1階の屋外テラスに設置。看板にまつわる経過などを説明するパネルを併設した。伝承館を運営する県は2020年9月から館内で看板の写真パネルを展示してきた。町や来館者らの意見を踏まえ、実物の展示を決めたという。

小学6年生当時に標語を考案した大沼勇治さん(45)は15年、約6900人の署名を集め、看板の現地保存を求めたがかなわなかった。伝承館での展示について「最低限の結果だが、関係者に感謝したい。県外の人たちにも関心を持ってもらい、福島を応援してほしい。今度こそ明るい未来につながれば」と話している。

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