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宮城県、時短要請を仙台市全域に拡大 期間も再延長

対策本部会議に臨む村井知事(23日、宮城県庁)

宮城県は23日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、仙台市中心部の酒類提供を伴う飲食店に要請している営業時間短縮について、対象を仙台市全域に拡大すると発表した。村井嘉浩知事は「療養者数は高止まりしている」と強調し、26日までとしていた期間も2月7日まで再延長した。

県は当初、東北最大の繁華街である仙台市国分町周辺で多数の感染者集団(クラスター)が発生していることから、11日まで同地域の酒類提供を伴う飲食店を対象に、営業時間を午後10時までとするよう求めていた。9日には時短要請期間を26日まで延長したが、感染拡大が続いていることから再延長を決めた。

村井知事は対象区域を仙台市全域に広げた理由について「飲酒は感染リスクが高いが、仙台市には飲食店が集中している」とした上で「市内では感染が市中に広がっている可能性もある」と説明した。仙台市以外の宮城県内の感染経路不明者の割合は31%(21日時点)に対し、仙台市は39%(同)と高くなっている。

仙台市全域への拡大は27日からで、対象店舗は約2400店から約1万店に増える。県は時短要請に応じた店舗には1店あたり48万円を協力金として支給する。対策本部会議後、村井知事と共同で記者会見した仙台市の郡和子市長は「飲食店と取引のある事業者への支援も必要だ」とし、飲食店の関連業種への独自支援も検討する考えを明らかにした。

政府の新型コロナ対策分科会が示す9指標のうち、宮城県は4項目(21日時点)がステージ3(感染急増)を超えている。県は専門家の意見も踏まえ、県内がステージ3に達したと判断し、各病院に重症者病床の確保を要請するなどして医療体制を強化する。

仙台市内では感染拡大が続いている。人口10万人あたりの療養者数は23.1人(21日時点)、直近1週間の陽性者数も15.3人(同)で、いずれもステージ3を超えている。直近1週間の陽性率はステージ4(10%)を超える11%(同)と高止まりしている。郡市長は「入院者が増えると通常医療にも支障を来しかねない」と危機感をあらわにした。

記者会見する仙台市の郡市長(23日、宮城県庁)

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