ワクチン集団接種、失ったノウハウ 自治体が苦慮
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新型コロナウイルスの感染対策の決め手として期待されるのがワクチン接種だ。児童へのインフルエンザワクチンの集団接種が行われなくなって以来、自治体は大規模なワクチンの集団接種を実施していない。集団接種のノウハウをほとんど失っている自治体は、国からの情報が乏しいなか、必要な職員の人数や会場数、経費見通しなど、苦慮しながら準備を進めている。
約112万人が暮らす大分県は、国からの情報をもとに約37万人の高...
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