/

新潟県の原発検証トップ、総括は「まだまだ先」

新潟県は22日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の議論を始める前提となる「3つの検証」作業を束ねる検証総括委員会を開いた。会議後、池内了委員長(名古屋大学名誉教授)は報道陣に「やっと進捗状況をつかめた段階。(報告書など)何かを書くというのはまだまだ先になる」との見解を示した。

総括委の開催は2018年2月以来、約3年ぶり2回目で、花角英世知事の就任後は初めて。新潟県は①東電福島第1原発事故の原因、②事故の健康・生活への影響、③原発事故時の安全な避難方法――の3項目についてそれぞれ委員会を設けて検証を進めている。総括委は3委員会から2人ずつと池内氏の計7人で構成している。

池内氏は総括にかかる時間に関し「各委員会から報告が出てくるのを待ち、その後も総括委として議論をすべき課題が出てくる。どれだけ時間が必要か、すぐには計算できない」と語った。柏崎刈羽原発は7号機の再稼働への最終過程である「使用前検査」が現地で進むが、新潟県の同意の行方は依然見通せない状況だ。

22日は3つの委員会が議論の状況などを報告した。池内氏は今後、総括委として事故で実際に避難などを強いられる可能性のある県民から「意見聴取の機会を設けたい」と表明。他の委員からも異論は出なかった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン