山形市、旧大沼の土地建物取得 中心街再開発に重責
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山形市が2020年1月に経営破綻した百貨店「大沼」の土地・建物を、外郭団体を通じて取得した。全国で初めて百貨店ゼロの県庁所在地となったが、近隣の市立病院と合わせた再開発を検討する。バブル崩壊後、破綻した商業施設を自治体が購入し、さらに傷口を広げた事例が各地で相次いだだけに、新たなモデルを示す必要がある。
「民間事業者からの提案はすでに数件ある。多くの人の知恵を集めたい」。山形市の佐藤孝弘市長は20...
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