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スズキ、インドで「ジムニー」生産 中南米などに輸出

スズキは20日、インドでの小型四輪駆動車「ジムニー」の生産・輸出を始めたと発表した。インドで生産するモデルは輸出専用で、主に中南米や中東、アフリカなどに供給する。ジムニーは世界的な人気を誇る。従来の日本に加え、主力であるインドの生産拠点でもつくり、世界の顧客にいち早く供給する体制を整える。

インド北部ハリヤナ州にあるグルガオン工場で生産する。生産するのは日本で「ジムニーシエラ」の名称で販売する小型車で、2018年に売り出した現在の4代目モデル。湖西工場(静岡県湖西市)で生産している輸出モデルと同じ仕様で、排気量は1500㏄。インド国内で販売する予定は現時点でないとしている。

インドでは、日本などで販売した2代目「ジムニー」をベースに開発した四駆車を生産していた。19年3月に生産・販売を終えていた。

ジムニーは19年度に海外で3万2686台を販売した。現行モデルの海外生産は初めて。湖西工場での生産も続け、グローバルで生産体制を強化する。インドは海外市場への重要な輸出拠点の1つとして位置づける。ジムニーの生産で、モディ政権の地場産業振興策「メーク・イン・インディア」にも貢献する構えだ。

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