第四北越銀行、SDGs債に10億円投資
第四北越フィナンシャルグループ(FG)傘下の第四北越銀行は、国際復興開発銀行(IBRD)が発行する「SDGs債券」に1000万㌦(約10億円)を投資した。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の推進に向けた取り組みの一環。
IBRDが調達した資金は発展途上国の教育やインフラ、環境関連の施策のほか新型コロナウイルスワクチンの研究開発や製造設備を整備するプロジェクトなどにも活用される。償却までの期間は5年。
今回の投資を通じて途上国の活動や各国の新型コロナ対策などを幅広く支援する。第四北越銀は「世界的な問題となっている新型コロナ対策にも活用をしてもらえる」ことなどを踏まえて投資を決めた。
第四北越FGは2019年5月に「SDGs宣言」を制定。SDGsをテーマにした寄付型私募債などを数多く展開してきた。