奮闘続く「コロナ仮設病棟」 埼玉・羽生総合病院
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埼玉県羽生市の羽生総合病院は1月、新型コロナウイルス感染症の患者を専門に受け入れる仮設病棟を開設した。ほかの都道府県に比べて脆弱な医療体制を補うため、県と医療機関が連携して整備した施設の一つだ。医療崩壊を食い止めようと奮闘する現場の取り組みを追った。
敷地内の一角にある職員駐車場には現在、プレハブの建物3棟が立ち並んでいる。わずか2カ月の突貫工事で完成した仮設の専門病棟だ。病床数は80床。民間の病...
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