ツインバード、ワクチン保冷庫増産 月産台数10倍に
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生活家電のツインバード工業が、新型コロナウイルスワクチンの輸送・保管に使う保冷庫の増産を急いでいる。スピードを重視して工場新設ではなく、新潟県燕市の既存の建物を活用。100人規模の増員も進め、月産台数を従来の10倍強に高めた。
「フリーピストン・スターリングクーラー(FPSC)」と呼ぶ技術を活用した保冷庫の増産設備を2020年12月に本格稼働した。従来は年間で3000~4000台、月間で350台ほどを生産していた...
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