茨城県、独自の緊急事態解除見送り 「18日に患者増加」
茨城県の大井川和彦知事は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い28日を期限に発令した県独自の緊急事態宣言の解除を見送ると発表した。新規感染者数と入院病床数の減少を受けて解除を検討していたが「18日になって感染者が増える見通しとなった」とし、状況を分析したうえで決めるとした。
県は1日当たり新規感染者が60人以下で減少が続き、入院病床が185床以下になることを解除の要件に挙げていた。新規感染者数に続き病床数も今週になってこの水準を下回っている。知事は解除について「感染状況を見極めて決めたい」と述べた。