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草津の温泉水、コロナ不活性化に効果 群馬大が実証

黒岩信忠草津町長㊨らは合同記者会見を開いた(18日、前橋市)

群馬県草津町の黒岩信忠町長と群馬大学の板橋英之教授は18日、草津温泉の温泉水に新型コロナウイルスを不活性化させる効果があると発表した。板橋教授の実験で明らかになった。黒岩町長は「草津温泉では入浴時の感染リスクが低いことがわかった。何らかの形で誘客につなげたい」と期待を寄せる。

板橋教授は草津温泉の代表的な源泉である「湯畑」「万代鉱(ばんだいこう)」から湧き出た温泉水を使い、水道水と硫酸水溶液を比較した。それぞれ新型コロナを含んだ溶液を添加したところ、水道水を1とした場合、草津温泉の温泉水は1分後に17~93倍、10分後には108~241倍不活性化する効果があったという。

草津温泉は強酸性で知られるが、同じpHにした硫酸水溶液と比べても大幅に不活性化した。原因は不明だが「酸性以外の温泉成分が影響している」(板橋教授)との見方で、今後も研究を続ける。実験結果を踏まえ、草津町では12日にも温泉水を手洗い用に使う設備を作ったという。

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