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東京・世田谷区長 プール方式のPCR「コスト減できる」

東京都世田谷区の保坂展人区長は17日の記者会見で、新型コロナウイルス対策で区独自に「プール方式」によるPCR検査を始めると正式に発表した。2021年1月中旬~3月、通所・訪問型の高齢者施設や障害者施設の職員ら無症状者約1万5400人を対象に検査する。

プール方式の導入を発表した保坂区長(東京都世田谷区)

プール方式は複数人から採取した検体を一括して検査するのが特徴で、検査コストの低減や結果判明までの時間短縮が期待されている。同区はまず4検体をまとめて検査し、陽性だったら個人別の検体を改めて検査する。保坂氏は「試薬代が4分の1になり、コストカットできる」と述べた。米食品医薬品局(FDA)の基準にそった試薬を使い、精度の高さを確保するという。

すでに世田谷区は無症状者へのPCR検査を、特別養護老人ホームなどの高齢者施設の職員らを対象に「社会的検査」として実施している。プール方式の新たな検査はデイサービスなどの職員向けで、重症化リスクの高い高齢者への感染を事前に防ぐ施策を強化する。

プール方式の検査経費は約8000万円。コロナ陽性かどうかを確定診断する「行政検査」ではないため国費は使えず、東京都の補助金を活用する。プール方式で陽性が判明した人には確定のための行政検査を受けてもらう。

成果が出れば、繁華街でのクラスター(感染者集団)の発生時などの一斉検査にも活用を目指す。プール方式の導入が他の都市部自治体に広がる可能性もある。

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