/

セルフレジ、画面触れずに操作 イオンが千葉市に新店

セルフレジのパネルを非接触で操作できるようにした(16日午前、千葉市)

イオンリテールは16日、千葉市内に「イオンスタイル千葉みなと」を開業した。新型コロナウイルス感染防止のため、セルフレジでの会計時に非接触で操作できるパネルを同社店舗で初めて導入。商品のバーコードを読み取り決済するシステムも利用客自身のスマホでできるようにするなど、ニューノーマル(新常態)への対応を強めた。

同店では、スマートフォンのカメラで客が商品のバーコードを読み取り決済する「レジゴー」の精算機のパネルを非接触対応にした。セルフレジの多くは指で画面をタッチして操作するが、画面に接触せずに指を近づけることで、会計操作ができるようになる。同社には、利用客から接触をなるべく減らしたいという要望が寄せられていた。

従来の精算機のパネル上部にセンサーを取り付けて非接触を可能にした。パネルから約2センチメートルの距離に指を近づけるとセンサーが指の位置を把握して操作ができる。4月末までにイオンリテールの全32店舗の精算機を非接触対応する計画だ。

レジゴーは店の入り口に貸し出しスマホを用意し、客が商品を買い物かごに入れるたびにスマホでバーコードを読み取る。商品情報が精算機に転送され、客は通常のレジと同様にカードなどで代金を支払う。

精算機で商品のバーコードを読み取る必要がないため、従来のようなレジ待ちがなくなり、レジでの手続きにかかる時間も短縮できる。子ども連れなどに人気が高く、利用率が3割を超えている店舗もあるという。

店内の入り口で専用のスマホを受け取り、バーコードを読み取る

現在は店舗で専用のスマホを貸し出しているが、22日からは利用客のスマホで利用できるレジゴーのアプリを配信する。店内のスマホは回収後に消毒しているが、自分のスマホを使いたいという需要もあった。スマホアプリを開発したことで、今後イオンリテール以外の店舗へ広がる可能性もあるという。

16日に早速来店し、レジゴーで商品を購入していた千葉市内の女性(40)は「買い物がスムーズにできて便利。触らずに精算できるのは安心だが、言われるまで気付かなかった」と語る。越後直樹店長は「今後、店内の掲示物などで非接触対応していることが伝わるように工夫する」という。

店内の生鮮食品や総菜売り場などではデジタルサイネージ(電子看板)を計13台設置した。おすすめの商品や割引情報などを掲示し、店員の口頭による説明の機会を減らした。飛沫を気にする利用客などに安心して買い物をしてもらう。

感染防止の観点から「短時間で手早く買い物を済ませたい」との需要が高まっている。このため日用品や医薬品、100円均一など優先順位を決めて品ぞろえを選んだ。在宅勤務や外出自粛で自宅で過ごす顧客向けに店内調理を拡充。鉄板焼きの総菜やテークアウト需要の高いハンバーガーなども提供する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン