「制服以外もOK」 七十七銀、ビジネスカジュアル導入

七十七銀行はスーツや制服以外の服装を認める「ビジネスカジュアル」を導入した。本部の行員約700人を対象に始め、順次、営業店にも広げる。行員の意識改革を促すとともに、多様性を認める職場環境を整える。
毎週水曜と金曜日をビジネスカジュアルデーとし、襟付きのシャツやブラウス、チノパンなどを認める。4月には制服を廃止し、行員はスーツかビジネスカジュアルを選ぶ形となる。営業店は2021年度にもビジネスカジュアルを段階的に導入する方針だ。
行員が戸惑わないよう、ビジネスカジュアルの例を写真付きで共有するなど対応を進め、導入初日には約7割の行員がビジネスカジュアルに対応した。ダイバーシティ推進室の鈴木恭子室長は「商談や顧客対応時にはスーツを着用するなど、場面に応じて柔軟に着こなしてもらえればいい」と話す。
