東京都の小池知事、テレワークを経済団体に呼びかけ
東京都の小池百合子知事は15日、経済同友会や東京商工会議所など経済4団体とテレビ会議を開き、会員企業にテレワークの実施を改めて呼びかけるよう求めた。各団体はそれぞれ協力の意向を示す一方、東京商工会議所の三村明夫会頭はテレワークに不慣れな中小企業に対して「相談支援の強化をお願いしたい」と要望した。

同日は他に都商工会連合会、都中小企業団体中央会と会議をした。14日には経団連にも協力を呼びかけた。
テレワークの実施率は大企業に比べて中小企業で低く、三村氏は「中小企業の取り組みが鍵になる」として対応を求めた。都は都が配信しているアプリなどを通じて、中小企業の導入事例や支援事業を紹介している。小池氏は「『うちは無理だ』と言わずに同じ業種の導入例を参考にしてほしい」としている。