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埼玉県、ワクチン270万人優先 医療従事者、高齢者ら

埼玉県は15日、2月下旬からの接種開始を予定している新型コロナウイルスワクチンの接種方針を公表した。医療従事者や65歳以上の高齢者など約270万人の県民を優先的に接種する。同日、県はワクチンの保管体制を早期に構築するため、県内医療機関向けの説明会を開いた。

大野元裕知事は同日、説明会を前にあいさつし、「ワクチンが新型コロナを収束させる期待がある。急ピッチで接種体制を整えるための第一歩が本日の説明会だ」と強調。金井忠男・県医師会長は「接種体制を整えるにあたり、難しい問題がまだたくさんある。スケジュールは厳しいが、医療関係者の皆さんの協力を得て何とか体制を完成させたい」と述べた。

新型コロナウイルスワクチン接種体制の説明会であいさつする埼玉県の大野元裕知事(15日、さいたま市)

県保健医療部によると、新型コロナワクチンは米ファイザーのワクチンから順次供給する。速やかに接種体制を整えるため、県は保健医療政策課と感染症対策課の職員からなるワクチンチームを編成。県が国と市町村の調整役を担い、優先対象者への接種体制なども決める。

最優先の接種対象は医師や看護師、宿泊療養施設職員などの医療従事者で、県内に約22万人。医療従事者は2月下旬から順次接種を始め、3月下旬以降は高齢者193万人、基礎疾患を持つ64歳以下の46万人、高齢者施設職員11万人を優先的にワクチンを接種する。一般の県民への接種が始まるのは早くても5月の見通しという。

ファイザー社のワクチンは超低温での保管が必要で、6月までに県内約500カ所に冷凍庫を設置する予定。県はこのうち約300カ所については、一般病床を持つ病院に設置したい考え。ファイザーの他、英アストラゼネカと米モデルナのワクチンで全県民のワクチンをまかなう計画だ。

15日夜にさいたま市内で開かれたワクチン接種方針の説明会にはオンラインも含め約1500人の県内医療機関の担当者が参加。16日にも同様の規模の説明会を開く。県の担当者は「早急にワクチンの接種体制を整えたい」と話している。

新型コロナワクチンを巡っては、県はワクチン接種に関する全国共通管理システムの構築、接種関係費用についての財政支援などを国に求める。

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