静岡の製茶業者、日本茶使った紅茶を大正大と共同開発
静岡県藤枝市の製茶会社や茶の生産者など7社でつくるTEASEVEN(ティーセブン)協同組合は、日本茶を使った紅茶の新製品8種類を大正大学地域構想研究所(東京)と共同開発した。

ティーセブンが茶葉の開発を、大正大がテストマーケティングやパッケージのデザイン、販路開拓を担った。茶葉を栽培する過程で、あえて害虫のウンカに茶葉の水分を吸わせることで成長を抑え、香りを引き立てたという。
「有機和紅茶プレミアム」は1袋に20㌘の茶葉が入って1080円。ティーバッグは桜の葉やショウガなど静岡県産の材料を使ったフレーバーを加え、8個入りで540円。
藤枝駅に隣接する観光案内所で販売するほか、首都圏では東京駅前の新丸ビル内にあるセレクトショップや大正大のアンテナショップ「座・ガモール」(東京・豊島)でも販売する。台湾への輸出も予定している。
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