アイカムス・ラボ、PCR検査の前処理をピペットで
[有料会員限定]
岩手大学発の精密機器メーカー、アイカムス・ラボ(盛岡市)は、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の「前処理」ができる電動ピペットを開発した。遠心分離機などを使う従来の手法に比べ、検体からウイルスのRNA(リボ核酸)などの遺伝子を抽出する時間を約3分の1に短縮できるのが特徴という。
同社は新型コロナの感染拡大を受けた緊急事態宣言地域が11都府県に拡大していることに加え、今夏に予定される東京五輪...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り852文字