福島県、外出自粛を要請 飲食店は午後8時まで
福島県は12日、県内の新型コロナウイルスの感染拡大が加速しているとして、13日~2月7日の不要不急の外出を控えるよう県民に求めた。自粛は帰省や観光などを想定し、仕事や入学試験などは含まない。緊急事態宣言が出た1都3県など感染拡大地域との不要不急の往来自粛も要請した。

接待を伴ったり酒類を提供したりする飲食店には15日~2月7日、午後8時~午前5時の営業自粛も求めた。県内全域の約8100店が対象になる。要請に応じた店には1日当たり4万円の協力金を支給。13日から前倒しで時短した店にも同額を支払う。
福島県では2020年12月、月間最多の455人のコロナ感染が判明。21年1月はこれを上回るペースで増え続けている。県内のコロナ感染者の病床利用率は11日時点で62%。内堀雅雄知事は「医療提供体制の危機と言わざるを得ない。今は感染拡大を抑え込む正念場で、より強い対策を講じる必要がある」と理解を求めた。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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