つばさ公益社、弔問や追悼のオンラインサービス開始へ
家族葬のつばさ公益社(長野県佐久市)は、15日からオンライン上で弔問できるサービスを始める。葬儀に参加できない関係者用に葬儀の動画を撮影し、後日インターネット上で視聴できるようにする。大勢が集まりにくい新型コロナウイルス禍でも、故人を満足して見届けられるサービス展開を目指す。
動画配信による「オンライン弔問」では喪主の挨拶をはじめ、通夜や納棺式、四十九日法要などを撮影。弔問客は会葬礼状や訃報のメールのQRコードを読み取れば、動画を視聴できる。システムには香典や電報を送れる仕組みも備えており、「日時と場所が決まっていた従来の葬式とは違い、ニューノーマル(新常態)のサービス」(篠原憲文代表取締役)。価格は2万9800円(税抜き)から。
また、インターネット上のサイトで故人にまつわる写真などを共有できる「オンライン追悼」も基本料金を無料で始める。