千葉興業銀行、4月から副業解禁 県内地銀初
千葉興業銀行は4月から行員に副業や兼業を認める。資格や趣味の技能を生かした講演や教室、地域活性化に関わる仕事などを想定しており、普段の業務では得られない経験を積んで本業に生かしてもらう狙いだ。
千葉県内の地銀が副業を解禁するのは初めて。育休など長期休業中の行員を除く全員を対象とする。個人事業、もしくは他社からの業務委託であることと、事前に申請が必要だ。
地銀では取引先企業へのコンサルティングなど、行員の知識や経験がより求められる業務が増えている。行員からも副業をしたいとの声が寄せられていたこともあり、解禁に踏み切った。人事部は「様々な挑戦をする機会を設けて行外にも視野を広げてもらい、本業に生かしてほしい」と期待を寄せている。