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東京都、都道の無電柱化40年代に完了 整備20年前倒し

(更新)

東京都は12日、電線などの地中化による「無電柱化」のペースを早めることを内容とした新戦略を発表した。年間の整備規模を倍増し、整備対象となる都道全域での地中化の完了時期の目標を2040年代とした。現状のペースだと60年代までかかる見通しだったが大幅に前倒しする。

電柱が立ち並ぶ都心の繁華街(東京都千代田区)

都は歩道の幅員が2.5メートル以上の都道計2328キロメートルを無電柱化する方針。現在は年間約25キロメートルのペースで地中化を進めているが、5年後をメドに年間50キロメートルに引き上げる。これにより40年代に完了見通しだった環状7号線内側エリアの地中化は35年度に完了するとしている。

新戦略では台風被害などを背景に、これまでほぼ手つかずだった島しょ部の無電柱化に取り組む方針も示した。また市区町村による無電柱化も支援する。

電線や電柱は地震や台風などの自然災害に弱く景観面でも悪影響がある。都は1986年度から無電柱化計画を推進してきたが、主に費用面の課題から整備のペースは緩やかだった。ただ無電柱化に熱心な小池百合子知事の就任以来、整備ペースを早めている。

同日に記者会見した小池知事は、無電柱化の方針として「電柱を減らす、これ以上電柱を増やさない、無電柱化の費用を減らす」を3原則として提唱。コスト削減も進めながら整備を「加速度的に行っていく」と強調した。

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