東京・中央区、コロナの集団接種 聖路加国際病院と連携
東京都中央区は8日、4月以降に予定する新型コロナウイルスのワクチン接種について、区内の基幹的な医療機関である聖路加国際病院と連携すると発表した。平日の集団接種は聖路加病院の1カ所のみを会場とする。

ほかの自治体と同様、4月以降に高齢者からワクチン接種を実施する。診療所が多い中央区の地域事情を踏まえて、接種は住民が診療所に出向く「個別接種」を基本とする。ただ、かかりつけ医のいない住民も多いため、区と地域医療で関わりが深い聖路加病院で集団接種も実施する。
中央区は3月以降に接種券を区民に配布する予定だが、高齢者の中でもコロナの重症化リスクがより高い75歳以上への配布を先行させる。高齢者以外の接種は5月以降になる見込みだ。