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横浜市議会、IR住民投票実施せず 8日最終決定

横浜市が目指すカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について、同市議会は7日の常任委員会で、賛否を問う住民投票を実施しない方針を決めた。8日の本会議で最終的に議決する。住民投票は市民団体が請求したもので、委員会では市民代表者の意見陳述も行った。

7日の政策・総務・財政委員会で住民投票の実施に必要な条例案を審議し、最大会派の自民党・無所属の会などの反対多数で否決した。議員からは「(区域整備計画案など)是非を判断するための内容が明らかになっていない」「重要な案件は直接民主主義を適用することが必要だ」など、与野党で賛否が割れた。

委員会では同市議会で初めて、請求元の市民が意見を述べる場を設けた。市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」の藤田みちる共同代表は「カジノの街で暮らしたいのか市民に聞いてほしい」と訴えた。開発予定地である山下ふ頭の港湾事業者の代表も参加した。

住民投票を巡っては、同会が19万人以上の署名をもとに2020年12月に条例制定を市に直接請求していた。21年8月に予定される横浜市長選でもIR誘致の是非が争点になるとみられる。

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