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移住希望地、窓口相談1位は静岡 東京近郊が人気

移住を自治体と連携して支援するNPO法人ふるさと回帰支援センター(東京・千代田)が4日発表した2020年の移住希望地ランキングによると、窓口を訪れた相談者の中で最も人気が高かったのは静岡県だった。2位は山梨県で、両県ともオンラインによる相談に力を入れたことなどが奏功した。

3位以下は長野県、福岡県、宮城県の順番だった。

新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが広がり、近距離移住の関心が高まっていることを反映し、19年のランキング(窓口相談者とセミナー参加者の合計)では21位以下だった神奈川県が9位に上昇。茨城県も21位以下から12位に浮上するなど、東京近郊の人気が高まった。

同センターは「『もう一部屋』の余裕を求めて、引っ越しに近い感覚での移住希望が増えている」と分析する。窓口相談者の希望地の3位は長野県で、19年の首位から順位を落としたものの根強い人気を誇る。

セミナー参加者の間で人気が高かったのは、首位が和歌山県、2位が広島県、3位が佐賀県だった。セミナーは首都圏以外に住む人も参加しやすいオンラインが中心となったことが影響しているとみられる。

同センターへの20年の相談件数は同年春の緊急事態宣言の発令で休館した影響もあり19年比22%減の3万8320件だった。年代別の利用者の割合は30歳代が約3割で最も多かった。移住希望者が回答した7606件のアンケート結果を集計した。

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