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LINE、規約改定でデータ移転先明記 韓国、ベトナムなど

LINEは31日、中国の関連会社から個人情報が閲覧可能だった問題を受け、個人情報の取り扱いを定めた「プライバシーポリシー」を改定したと発表した。従来は個人データを「第三国に移転する場合がある」としていたが、韓国、ベトナムなど初めて移転先の国・地域名を明示した。個人データの保管場所についても「主要データは日本」としていたが、「日本および韓国のデータセンターで保管」と書き換えた。

LINEによると、韓国とベトナムでは対話アプリの補助的なサービスを開発する目的などで、子会社や外部の委託先企業が国内利用者の個人データにアクセスすることがあるという。いずれも「委託契約で適切なセキュリティー管理など、パーソナルデータ保護へ必要な措置を講じている」としている。

中国の委託先については既に業務を終了して個人情報へのアクセスを遮断しているとし、対象国に含んでいない。このほか、日本語以外の言語による利用者からの問い合わせ対応のため、タイ、台湾、インドネシア、韓国、フィリピンから個人データにアクセスするケースもある。

LINEは対話アプリの画像や動画、キャッシュレス決済のデータの一部を韓国のサーバーで保管していることを明らかにしている。23日の記者会見では、プライバシーポリシーで海外移転先を明示していなかったことは問題だったと表明。画像、動画のデータは6月までに国内サーバーへの移管するとしている。

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