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森ビル、虎ノ門に慶応の予防医療センターを誘致

森ビルは30日、2023年完成の虎ノ門・麻布台(東京・港)の再開発で慶応義塾大学病院予防医療センター(同・新宿)を誘致する協定を慶応義塾と結んだと発表した。人間ドックを手がける予防医療センターと連携して、街の勤務者や居住者、来街者の健康状態や行動履歴など様々な情報の分析結果をスパやフィットネスクラブ、レストランなど施設やサービスに反映させる狙いだ。

虎ノ門・麻布台の再開発で64階建てのビルの5~6階に予防医療センターが拡張し移転する。施設面積は約3600平方メートル。予防医療センターは12年に開設し、人間ドックを通じて年約6000人強の受診者の病気の早期発見や治療に貢献してきた。

21年4月からの5年間、森ビルと慶応義塾は共同で心身の健康維持・増進につながる都市での生活態度や行動を研究していく。具体的な研究内容は今後詰める。

森ビルの辻慎吾社長は「ウエルネスはコロナ禍を経てますます重要さを増している。都市という単位でウエルネスによる豊かさを実現していく」とコメント。慶応義塾大学の長谷山彰塾長は「大学で蓄積してきた学術的成果を社会実装し、予防医療のさらなる発展をめざす」としている。

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