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百貨店5社、21年1月2~3割減収 外出自粛・セール不振で

営業時間が午後7時までに短縮された伊勢丹新宿店(東京・新宿)

大手百貨店5社が1日発表した2021年1月の売上高(既存店ベース、速報値)は、全社で前年同月の水準を3割前後下回った。新型コロナウイルスの感染再拡大による緊急事態宣言の発令で、営業時間を短縮した。外出自粛などもあり、冬物などのセールが振るわなかった。消費の先行きに不透明感が増しており、各社はネット通販の強化を急ぐ。

大丸松坂屋百貨店は33.4%減、高島屋は28.4%減、三越伊勢丹は33.2%減、そごう・西武が26.3%減、エイチ・ツー・オーリテイリングが29.6%減だった。

年明けからの冬セールは各社にとって重要な位置づけだが、今年は新型コロナの流行で目立った販促を打ち出せず初売りは前年に比べ4~5割減った。高島屋はセールを12月に前倒しした影響もあり、1月のセールの売り上げは前年の5割にとどまった。特に紳士服や婦人服が苦戦した。三越伊勢丹はセール品の数量を絞るなど規模を縮小し、売り上げは前年の半分程度だった。消費の回復が見通しにくく、三越伊勢丹ホールディングス(HD)は21年3月期の売上高を従来予想から150億円下方修正した。

各社は店舗での売り上げ減を補うため、ネット通販の強化を急いでいる。三越伊勢丹は20年11月末から、伊勢丹新宿店の店頭商品をオンライン接客を通じて販売する新サービスを開始した。足元ではネット販売はバレンタインのチョコレートなどが好調で前年比2倍で推移している。高島屋も高級ブランドの扱いや、生中継動画で商品を販売する「ライブコマース」の開催を増やす計画だ。

免税売上高は大丸松坂屋百貨店は94%減、高島屋は86.7%減、三越伊勢丹は92%減だった。

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