国立大の重症病床、コロナ活用道半ば 確保率は17%
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新型コロナウイルスの重症者の受け入れ先として、高度な医療技術を持つ国立大学病院が十分に活用されていない。日本経済新聞が重症者病床のうちコロナ患者向けの割合を調べたところ、国立大病院は17%で、民間を含む全国の割合を4ポイント下回っていた。6割の病院が全国水準に満たなかった。受け入れ余力を高めるには民間病院との役割分担が欠かせない。
民間との分担不可欠
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