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Google、ブラウザーを応用したサイバー対策サービス

グーグル日本法人は28日、米国本社が26日(米国時間)に開始した企業向けサイバー対策サービス「ビヨンドコープ・エンタープライズ」に関するオンライン説明会を開いた。同社のウェブブラウザー(閲覧ソフト)「クローム」の機能を拡充し、遠隔から安全に業務システムを利用できるようにした。新型コロナウイルス下で進んだ在宅勤務のサイバー対策に悩む企業に採用を働きかける。

ビヨンドコープ・エンタープライズはVPN(仮想私設網)を使わずに遠隔から業務システムを利用できるようにするクラウド型のサービス。不正侵入を前提に防御策を講じる「ゼロトラスト」の発想に基づき、従業員が本人かどうかや認められたソフトを利用しているかをクラウド側で毎回確認し、不審な振る舞いを見つけると遮断する。米グーグルのクラウドセキュリティー部門のゼネラルマネジャー兼バイスプレジデントであるスニール・ポティ氏は説明会で「当社が自社で運用するサイバー対策の仕組みを世界中の企業が利用できるようにした」と話した。

類似のサービスはサイバー対策企業なども提供するが、その多くは端末に専用ソフトを追加する必要がある。グーグルはブラウザーのクロームに専用ソフト相当の機能を盛り込み、マルウエア(悪意のあるプログラム)を検出したり、機密データを従業員が外部に送信するのを防止したりできるようにした。クロームを利用する企業はビヨンドコープ・エンタープライズの料金を支払えば専用ソフトなしで業務システムの安全性を高められるという。

グーグルは同社のクラウドの顧客企業向けに遠隔通信の安全性を高める「ビヨンドコープ・リモートアクセス」と呼ぶサービスを2020年から提供してきた。今回のビヨンドコープ・エンタープライズは強化版の位置づけで、データの流出防止機能など広範囲のサイバー対策機能を盛り込んだ。(島津忠承)

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