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凸版印刷、人体データ活用で専門組織 システム開発へ

凸版印刷は人体に関するデータの活用を目指し、社内に専門組織を設置した。第1弾として顔の形状などを計測し、拡張現実(AR)技術を用いてバーチャル空間で化粧を再現する実証実験をはじめた。顧客個人の嗜好に合った製品開発の需要が高まるなか、人体情報を分析できるシステム開発につなげる。

凸版印刷が実証実験に用いる「ライトステージ」。顔の色や形、肌質を細かく計測できる

人体情報のデータ活用を研究する「トッパンバーチャルヒューマンラボ」を2020年12月に設立した。顔の計測は化粧品大手のコーセーと共同で実験をはじめた。米南カリフォルニア大学が開発した顔画像撮影装置「ライトステージ」を活用する。ライトステージは球状の空間に配置した多数の電球を制御することで、顔の肌色や形状、質感が細かく計測できるという。

実証実験では計測した顔データに化粧を再現し、接客などに使えるか検証する。凸版印刷は化粧品のオンライン接客向けに、AR技術を用いた仮想メークシステムの開発を検討する。コーセーは化粧品情報などを提供する。

両社は既にコーセーが製造するファンデーションの発色特性がデータ上で再現できると確認した。今回の実験では再現する化粧品の種類を増やすほか、精度を高める。

凸版印刷は専門組織で、筋骨格系の身体動作や手足の形状などを計測するシステムの開発を予定している。企業の新製品開発などを支援する。

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