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オリンパス、イスラエル治療機器メーカー買収 272億円

オリンパスは治療機器のラインアップを拡充する。

オリンパスは26日、泌尿器向け治療機器を手掛けるメディテイト(イスラエル)を買収すると発表した。買収額は約2億6000万ドル(約272億円)で4月30日に手続きを完了する。成長の原動力と位置づける治療機器事業を強化する。

オリンパスは18年11月にメディテイトに18.46%を出資して筆頭株主となり、株式を100%取得する権利も取得。26日付でその権利の行使を決定した。すでに出資した約21億円を除く約251億円を新たに投じる。買収額はオリンパスとして過去3番目で、注力領域と位置づける泌尿器向け治療機器のラインアップを拡充する。

メディテイトは患者の体に負担を与えずに前立腺肥大症を治療できる処置具を手掛ける。前立腺が尿道を圧迫している箇所に内視鏡と処置具で3本のワイヤを届けて固定。1週間ほどをかけて前立腺の組織を壊死(えし)させることで尿道を広げる。局所麻酔で済み、日帰りで治療できるのが強みだ。オリンパスは肥大した前立腺を切除する外科用内視鏡と電気メスを手掛けるが、全身麻酔が必要で1週間ほどの入院を伴う。

メディテイトは2007年創業で従業員数は13人。欧州や米国で臨床試験(治験)のためのテスト販売を始めた段階で、19年12月期の売上高は1400万円。オリンパスは買収を通じ早期に本格販売したい考え。前立腺肥大症は男性の80%が生涯のうちに発症するとされ潜在需要が大きい。

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