スズキ「チーム俊宏」に移行 修会長退任、外部人材活用
[有料会員限定]
スズキを社長、会長として40年以上率いた鈴木修会長(91)が退任する。強力なトップダウンで経営を指揮してきたが、1日に62歳になる息子の鈴木俊宏社長を補佐する専務役員を1人から一気に6人に増やすなど、集団指導体制への移行を進める。こうした「チーム俊宏」が修会長の退任後もうまく機能し、電動化対応などの荒波を乗り切れるかが課題となる。
「会長を退任します」。2月24日午後、浜松市のスズキ本社で開かれた臨時取...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1414文字